3D データ生成
ドローンを用いてUAV写真測量、三次元計測、オルソ航空写真などのデータを作成いたします。
自然地形、建築物、構造物等目的にあわせた撮影を行い、災害・自然環境・土木・測量等の元となるデータを作成することが可能です。
制作方法
造成工事現場では盛土や切土の施工計画に活用できます。
斜面崩壊、地すべり現場、危険箇所など、立ち入り困難な箇所の状況把握が可能です。

ドローンによる撮影
飛行ルート・高度・速度・オーバーラップ・サイドラップ・写真の設定、写真の撮影間隔等の設定を行い、ドローンを自動航行させます。

ドローン撮影した画像を3Dデータに変換して補正を行います。
空撮写真はレンズの歪みが生じているため、専用のソフトを用いてオルソ補正を行います。オルソ補正されたオルソモザイク画像は、地形の凹凸、写真の傾きや歪みが補正される為、地形図と同様の利用が可能になります。数百枚から数千枚の画像を整合し、1つの3Dデータにします。

立体モデルの生成
3次元空間内の仮想的な立体物を、2次元である平面上の情報に変換する事で、奥行き感のある画像を出力する事ができます。また、座標や高さをもった点群データが作成されるので、平面図、横断図、面積・体積・距離が求められます。

活用例
○災害時の状況把握
災害現場の初期状況把握、災害復旧計画の支援。
○工事現場
掘削土量の算出、出来形管理など。
傾斜崩壊、地滑り現場など、人の立ち入りが困難な場所でも状況把握が可能。
○3Dミニチュア

オルソ補正とは?
上空からカメラで撮影を行うと、レンズによる中心投影の影響で遠くの建物は小さく近くの建物は大きく撮影され、写真に歪みが生じてしまいます。この歪みを補正し、正射投影画像に加工することを指します。
オルソモザイク画像とは?
1枚の写真に広い範囲を収めると被写体や土地が小さくなって判別が難しくなりますが、複数枚の写真を繋ぎ合わせる事で広範囲の地域の判別ができるようにしたものを「オルソモザイク画像」といいます。