ドローンに搭載可能なスプレー缶噴霧装置が、害虫・害獣対策に対応します。
ドローンによるパトロールや赤外線カメラによる生態調査だけではなく、SABOT(着脱可能な遠隔型スプレー缶噴射装置)による直接的な害虫駆除、さらに鳥獣が潜むエリアへのマーキングも可能にしています。またナイトビジョンカメラ、サーチライトにより夜間の運用も可能です。
赤外線カメラによる害獣の生態調査
赤外線カメラにより夜間に活動する鳥獣の移動ルートや生息エリアを撮影することで判断できます。熱源を探知できるため従来では非常に困難かつ危険とされていた夜間調査を安全に行うことができます。
SABOTによる害虫駆除
ドローンに搭載可能なスプレー缶噴霧装置です。ドローンの送信機からアプリ上で遠隔操作できるため自由自在なスプレー噴霧が可能です。ビルや鉄塔など高度の高い場所にある害虫の巣を駆除できるほか、スプレーにより害獣生息エリアのマーキングなどにも対応します。
ナイトビジョンカメラによる可視化
通常のドローンに搭載されている可視カメラでは夜間の撮影はほぼ不可能でしたが、ナイトビジョンカメラにより映像が鮮明化されるためわずかな光でも調査が可能になりました。赤外線カメラと組み合わせることで、より効果を発揮します。
サーチライトによる照明効果
夜間の鳥獣探索にはサーチライトを用いて出没状況を確認します。強烈な光には威嚇効果もあるため自動飛行による定期的なパトロールにも有効です。暗闇の探索時などにおいては心強い安全装備となります。
対応機材
MATRICE 300 RTKは、優れた飛行性能、高性能センサーによる障害物検知性能、マルチセンサーカメラとの連動性など産業用ドローンとしての卓越した性能を備えたプロフェッショナル用ドローン。デュアルジンバルにより赤外線カメラとズームカメラなど、異なる機能を持つカメラを搭載可能です。
※当機種にて国土交通省東京航空局より危険物輸送及び物件投下の許可承認を得ております。
ドローンに殺虫剤や塗料、薬剤が入ったスプレー缶を装着し、遠隔操作で内容物を噴射することができるドローン用スプレー缶噴射装置です。ノズル部分が上下左右に可動し、ノズル周辺にカメラや対象物との距離センサーを備えます。これにより操縦者の狙う方向へ、安全に噴射できます。
Zenmuse H20Nは、低照度環境で性能を発揮するスターライトセンサー搭載ナイトビジョンカメラ(ズーム&広角)を備えています。さらに、2つのサーマルカメラやレーザー距離計を併用でき、ハイブリッド方式のペイロードとして、幅広い業務で活躍します。
サーチライトは5つのレンズで構成され、最大4000ルーメンの光を放ちます。有効照射距離は150mまで対応。明るさと色には一貫性があり夜間運用に前例のない空中照明効果を提供します。