水中ドローン映像をリアルタイムで鮮明化、ドローンにも活用できます。
水中ドローンの運用における課題
①撮影が天候に左右される
②海では潮の満ち引きに川では流量に左右される
③濁りがあるとLED照度が高くても対象物に近寄る必要がある
④太陽光が無いと暗くなりやすい
すべての条件を満たすのは困難 = 運用できる日や時間帯が限られます。
しかし 、現場での映像の濁りや暗さを改善できれば稼働を上げられ、作業時間を短縮できます。そこでリアルタイムで映像を変換可能な、「画像鮮明化装置」を活用することで作業の効率化や時間短縮が可能になります。
画像鮮明化装置とは
監視用や犯罪対策用として行政や警察などで主に利用されています。
現在は医療用などでも活用。価格は100万~500万程度と高価です。
悪天候により視界が悪い映像、光量不足による暗い映像、逆光により暗く潰れた映像、不明瞭映像を鮮明化します。
一般の「Defog」や「HDR」「WDR」といったダイナミックレンジ改善や大幅なノイズ低減と高速処理を実現。
映像を極小領域に分割して自動でダイナミックレンジ改善処理を行いますので、モード選択操作も必要なくどのような映像でも処理による破綻はありません。
また、色情報も独自の補正処理により強度に鮮明化された領域も自然な発色になります。
常時フルオートで運用可能ですが、ニーズに応じて様々なパラメータを自由に設定可能。
映像信号の非常に小さな変化を可視化するため、
微細なクラックや凹凸を映像から検知する検査ツールとして応用することも出来ます。
画像鮮明化 写真による比較
画像鮮明化 映像による比較
右上が元映像、①~③は鮮明化強度などを変更したものです。
画像鮮明化装置 メリット
①濁りや暗さなどが画像鮮明化装置で大幅に改善
②鮮明化の強度やレベルなどを自由に変更可能
③リアルタイムで確認できるため目標物を確認しやすくなり作業時間の短縮
④目標物を確認しやすくなるため作業時間の短縮につながる
画像鮮明化装置 想定シーン
①人命救助など緊急性を要する捜索
②遺失物などの捜索
③災害時における復旧工事の事前調査
④日常から濁りが多いダムや港湾点検
⑤養殖などにおける定期撮影…
警察、消防、海上保安庁などの公的機関様、港湾工事などを請け負う、建設会社や建設コンサルタントなどの事業者様、養殖などで水中ドローンを活用される漁業関係者様など。
リアルタイムでの確認だけではなく、撮影後のデータも鮮明化可能ですので、
以前撮影したデータをより鮮明に確認したい場合などにも有効です。
画像鮮明化装置 接続図
水中ドローンとモニターの間に接続するだけで、鮮明化が可能になります。
もちろん空中ドローンや通常のカメラでも対応可能です。
画像鮮明化装置 専用ケース
鮮明化装置を頑丈なペリカンケースに収納したまま現場で使用可能です。
持ち運びが容易になるだけではなく、現場での運用がスムーズになります。
ケース背面から電源ケーブルやHDMIケーブルなどを接続可能です。
※オリジナル専用設計が可能です、お問い合わせください。
空中ドローン映像での活用
点検やリフォームなど空中ドローンで撮影した画像などでも活用可能です。曇天や逆光、夕暮れ時での撮影などで視認性が悪い画像も鮮明化ソフトならば1ボタンで簡単に鮮明化が可能です。もちろん画像ごとの細かい調整などにも対応しています。
画像鮮明化サービス
既に撮影された映像を弊社にて鮮明化するサービスです。
画像に加工や修正を加えることなく鮮明化を実現可能です。
・悪天候映像
・逆光映像
・光量不足映像
・表面検査
ファイル転送サービスやUSBメモリなどでデータをご送付ください。
ご相談やお見積り依頼は下記フォームからお問い合わせください。