植生指数による解析で、圃場全体における農作物の生育状況を把握できます。

スマート農業とは、ロボット技術や情報通信技術(ICT)を活用して、省力化・精密化や高品質生産を実現する等を推進している新たな農業のことです。日本の農業の現場では、依然として人手に頼る作業や熟練者でなければできない作業が多く、省力化、人手の確保、負担の軽減が重要な課題となっています。そこで、日本の農業技術に「先端技術」を駆使した「スマート農業」を活用することにより、農作業における省力・軽労化を更に進められる事が出来るとともに、新規就農者の確保や栽培技術力の継承等が期待されます。

 

参考資料
農林水産省ホームページ「スマート農業」
https://www.maff.go.jp/j/kanbo/smart/

マルチスペクトルカメラによる農作物生育状況の解析

太陽光や照明の光、また、その光が農作物や物体などに当たり、返ってくる光のことをマルチスペクトルと呼びます。人の目で見える可視光線の波長帯の電磁波だけでなく、紫外線や赤外線、遠赤外線などが該当し、人の目で見えない不可視光線の波長帯の電磁波も記録されます。このスペクトルを観測することで農作物(植物)の生育状況を調べることが可能となる技術です。

NDVIによる解析

農作物の生育状況(光合成能力)の解析は、マルチスペクトルカメラで撮影したデータを活用して数字または色として再現できるNDVI(正規化植生指数)データを使用します。異なる季節や日時で撮影することで、NDVI画像を比較することにより、生育状況などを把握できます。

ドローン活用のメリット

近年、マルチスペクトルカメラは小型化やドローンとの一体型などにより、ドローンに搭載して活用することが可能になりました。広大な耕作地であってもドローンであればエリアを指定して自動航行させることができるため運用は非常に容易となっています。

DJI Mavic 3 Multispectral

EagleNXT MicaSense series

RedEdge-P

Altum-PT

ソフトウェアの充実

写真測量ソフトウエアPix4Dmapperや農業用に特化したPix4Dfieldsなど、解析ソフトウェアにより誰でもNDVI画像を出力することができるようになりました。マルチスペクトルカメラには太陽光センサ(撮影時における光の強度のデータを測定)が付属していることが多いのですが、これらのセンサにもソフトが対応しているため補正も容易となっています。

農業への活用

マルチスペクトル技術を使うことで、農作物の生育状況を把握できます。またどのエリアに肥料や薬剤を散布するべきかなどの参考にもなります。さらに生育異常(病気や害虫など)にも対応可能です。これらによりベテラン農業従事者でなくても農作物の様子を確認できるだけではなく、データ化して保存できるため、必要に応じていつでも比較検討ができるのも大きなメリットとなるはずです。弊社ではこれらの導入や運用のサポートを行います。

マルチスペクトル解析に興味のある方に向けた伴走型導入サポートです。

マルチスペクトルカメラを活用してみたいが、実際に取り扱えるか不安がある、講習は費用や時間がかかるため行けない、圃場で運用方法や機体の操作方法をレクチャーしてほしい、このような悩みにお応え致します。

まずはご連絡を頂き、スケジュールを調整後、現地で必要とされる許可などを得てから、圃場や植生を調査したいエリアに、弊社スタッフがお伺いします。実際にマルチスペクトルカメラでの植生調査や運用方法を現地でご相談しながら作業自体は弊社スタッフが行います。その場で実践的な機体操作をお教えできますし、共同で作業をさせて頂くことも可能です。

作業や運用、機体操作のポイントをその場でお伝えいたしますので、次回以降はクライアント様だけでの作業が可能になります。さらにデモ後には運用方法やコストメリット、メンテナンス対応などをお聞きして、最適なドローンやマルチスペクトルカメラを選定させて頂くことも可能です。作業期間や状況に応じて、ご購入かレンタルを選んで頂くことも可能です。

マルチスペクトルカメラを搭載したドローンにおいては、ほとんどの飛行は自動航行のため、操作は比較的簡単ですが、運用にはノウハウが必要になります。講習などで時間を割かれることも無く、運用方法やご購入方法なども相談可能ですので、ぜひ弊社のスマート農業(マルチスペクトルカメラ)導入サポートをご活用ください。

■業務依頼と簡易講習がセットで可能です

実際に試験したい圃場で実機による運用デモとなりますので、現地で作業や運用方法について直接ご相談可能です。資格を有するスタッフによる機体操作の簡易講習となりますので、マルチスペクトルカメラ搭載ドローンの運用に関する時間や費用が削減できます。次回以降の運用はクライアント様のみでも可能になるよう、サポートやアドバイスを致します。機体購入だけではなくレンタルも対応しておりますので、現場ごとに機体を購入する必要もありません。

①メールフォームやお電話でご連絡

 

②現地で必要な許可を得てからお伺い

 

③想定している運用方法を実機で確認

 

④現地で機体操作なども体験可能

 

⑤機体購入やレンタルについてご相談

対応機材

DJI Mavic 3 Multispectral

Mavic 3 Multispectralは、RGBカメラとマルチスペクトル カメラの2種類のカメラを搭載し、これらのカメラで作物を詳細にスキャンし、作物の生育状況を分析できます。農業生産管理に必要な高い精度の詳細データをを提供し、農業の「見える化」を促進します。

DJI Matrice 400

DJI Matrice 400は、インフラ点検、測量、捜索救助、災害対応など、精度と信頼性が求められる高度なミッションに対応する産業用ドローンです。最大飛行時間は約59分、最大積載量は6kg。最大7種類のペイロードを同時に搭載できる高い拡張性を備え、さまざまな業務ニーズに柔軟に対応します。防塵・防水性能はIP55準拠で、-20℃~+50℃の過酷な環境下でも安定した飛行が可能です。

EagleNXT MicaSense RedEdge-P

RedEdge-Pは、高解像度のマルチスペクトルカメラです。マルチスペクトル画像をパンシャープン処理することで高度60mにて空撮した画像の解像度を2cmのGSDにします。5つの狭いマルチスペクトルバンドと科学グレードのフィルターにより、NDVI(植生指標)やNDRE等のマップを算出し様々な作物を対象にできるに最適なセンサーです。
※DJI Matrice 400に対応します。

EagleNXT MicaSense RedEdge-P Dual

RedEdge-P Dualは、2台のマルチスペクトルセンサーを統合した高解像度カメラです。最大10バンドの同時取得により、衛星データとの高い互換性を持つ詳細な植生解析を実現します。パンシャープン処理により高度60mで2cmのGSDを達成し、NDVIやNDREなどの各種指標算出に対応、農業や環境調査に最適なセンサーです。
※DJI Matrice 400に対応します。

EagleNXT MicaSense RedEdge-P Triple

RedEdge-P Tripleは、3台のマルチスペクトルセンサーを統合した高性能カメラです。最大10バンドの同時取得により、広範囲かつ高精度な植生解析を実現します。高い空間解像度と放射精度を備え、NDVIやNDREなどの指標算出に対応し、農業や研究分野における高度なデータ取得に適したセンサーです。
※DJI Matrice 400に対応します。

EagleNXT MicaSense Altum-PT

12MPのパンクロマチックセンサー、旧型モデルの2倍のGSDの新サーマルセンサー、5つの個別のスペクトルバンドを持ち合わせています。その高解像度により、作物計数のような機械学習プラントレベルのアプリケーションに最適なセンサーとなっています。また、グローバルシャッター、オープンAPI、最大2キャプチャ/秒を可能にする新しいストレージデバイスを備えています。
※DJI Matrice 400に対応します。

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